ておとあくび 時々日記。

日々のちょこっと笑えること

わたしの職歴 バイト編②

高校卒業後は

量販店向きの婦人服全般をつくっている

大阪本町にあるアパレル会社に就職し

営業部の事務に配属になった。


まだ女子社員がお茶汲みとかしていた時代

営業部は男ばっかりで

事務所のなかもタバコの煙でもうもう〜

ボーナスは各部の部長からの手渡しで、

札束をズボンのポケットにつっこんだまま仕事している営業マンもいたよ 笑


自社で展示会もあって、

そのときには準備のお手伝いでデザイナーさんと

いっしょに仕事できて

この服をつくりあげた一員のような気がして(カンチガイ)

めちゃ楽しかったなぁー


同じ部に配属された同期の子はめちゃ美人

スーパーの婦人服コーナーのインド綿製品の

販売応援に行ったときのこと

通りがかったおっちゃんのお客さんに

「ねーちゃんインド🇮🇳か!?」

って言われたらしい。

帰ってきてその話を聞いたときには大爆笑

その頃はちょうど最後のクッキーフェイスが流行っていて

その子もわたしもこんがり肌(ファンデも濃い色)

おまけに彫りの深い美人さん

おっちゃん言っちゃうよねー!笑笑


書いていたらいろいろ思い出して脱線してしまう。

この会社には丸2年間お世話になりました

とてもとても影響を与えてくれた人たちとの出会いがあった

ふかーくて色濃い2年。


そしてその春からわたしは

服飾専門学校の生徒になった。

まとまったお金も貯まったし

やりたいことやろうと思って!

この年に車の免許も取得した。


またバイト生活のはじまり。

ひとつめは

学校が阪急三国駅(aiko〜♪)の近くにあったので

歩いて地下鉄の東三国駅まで行き江坂まで。

東急ハンズにあった

カフェ・ド・パリ

焼きたてクロワッサンやガトーのお店

かわいくてオシャレなお店で働けてうれしかったな。

そこで未知の食べものをいろいろ知った

タルトタタンにクレープのグラタン

はじめて食べたときは感動でふるえたよ。

ソーセージをクレープで包んでホワイトソースをかけて

オーブンで焼いたもの

売り切れになるときもあるくらい人気やった

なんか名前がついていたとおもうけど忘れた。


そこは学校の休みの日に通うのが不便で辞めたんやったかな?


ふたつめは

なんとスナック

わたしのキャラじゃ雇ってもらえないやろなーと

ダメ元で面接してもらったら

働いていいよって。


お酒もほぼ飲めないし、終電までしか働けない条件で

なんでスナックに?と聞かれ


海外旅行に行く費用を早く貯めたいから

的なことを言ったら

なぜかオーケーしてくれた綺麗なママさん

北新地のビルのなかの

カウンターだけのほんとにちっちゃなお店やった

スタッフのおんなのこはみんなわりと若くて

仲良くしてくれたな〜

中国からの留学生の女の人が

小さいまな板の上で器用に材料を刻んで作る水餃子は

お店で出せるほどおいしくて感動した。


お店が忙しくなるのはだいたいわたしが帰らなくてはいけない時間。

タクシーで帰るには遠すぎる

終電は逃せない。


はじめはフツーのおんなのこがいてもいいかと思ってくれたかもしれないけれど、やっぱりね。

お店が盛り上がってきたときに水差すように

そそくさと帰って行くコはいらないよねー。


3ヶ月(日数は少ない)は働かせてもらえたかな?

必要な旅費がほぼ貯まったころ

辞めてほしいって言われたけれどママさんは優しかった

もっとカジュアルなパブのようなお店を紹介してくれた。


みっつめは

旅行から帰ってきたあとに紹介してもらったお店で、

学校の友だちもいっしょにそこで働いた。

ここにはおんなのこが好きなおんなのこがいたり、在日のイケメンがいたり、わけありなおっちゃんがいたり。


スナックとパブでは お客さん スタッフ

世の中のいろいろな種類の人間(言いかたワルイ)

と出会ったとおもう。

みんな世間知らずなわたしに

会社員時代とはまたちがう

良くも悪くもいろんなことをおしえてくれた。


学校は2年コースで終了

バイト生活もこれで終わった。


つぎは正社員編へ続く。


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2年前の3月6日のておちん

かわいいー♡




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